【考え方】本当の「相手に期待しない生き方」とは
初回:2021/4/2 最終更新:2021/4/4
はじめに、、
人間として生活する上では必ず人との関わりが大切になっていきます。
プライベートでも仕事でも相手との関係性でトラブルがあっては成り立つものも成り立たなくなってしまいます。
今回の記事では私が過去に実際に出会った人にいた、「相手に期待しない生き方」をする人について考えたいと思います。
[目次]
・期待しない生き方とは
・期待しない生き方のメリット・デメリット
・本当の期待しないとは
・期待と信頼
・まとめ
■期待しない生き方とは
人間であればどうしても自身以外の他者に対して何かを期待してしまいます。
例えば、親や彼女、彼氏、友達に対して誕生日には何かしてもらえると思ったり、
男性であればバレンタインデーのチョコを期待してしまうといったように、他人に対して、何かを期待してしまうことがあります。
しかし、これは期待しない生き方をする人からすれば、タブーで、何かしてもらえるという考えは、疲れるものであったり、自身でコントロールできないもので裏切られたり、自身が求めるものでなかった場合において、不満となるものに過ぎないのです。
■期待しない生き方のメリット
・自身の感情のコントロールがしやすいこと
相手に期待していない事で、ドキドキしたり、不安になったり、といった感情による心の不安定な状態が比較的少なくなると言えます。
・優しくなれる
良くも悪くも、相手がしてくれたことに対して、冷静にみることができ、優しくしたり親切に対応することができます。
■期待しない生き方のデメリット
・相手と深く仲良くなることが難しい
相手に期待しないとは相手の事へは必要以上に関与しようとしません。
ある一定の以上に仲良くなる事は難しいと言えます。ドライなタイプの人が多いと言えます。
■本当の期待しないとは
相手に期待していない生き方をされてる方の中には公言される方がよくいます。
相手に期待していない生き方はその人の勝手ですが、それを言われて相手にも期待しないで欲しいとか、自身の生き方をわかって欲しいがあるのでしょうが、結局他人に自身に期待しないで欲しいと期待していて、自身の生き方を押し付けているのと同じように思えます。少なくとも相手からしたら期待していないと言われているようで不快に思うことは間違いなしです。
こういった人は期待しないをネガティブに使っています。
つまり「相手が私の思い通りに動いてくれない、それで私が傷つくなら相手になんか期待しないほうがいいんだ」と言うことです。
これでは相手にも見下しているようにとれます。
そうではなく、ポジティブに「相手の人には相手のやり方や考え方があるし、相手の都合があるのだろうから、期待はしないでおこう。」と言う具合です。
だいぶ印象が違うと思います。
これは相手のことを受け入れているかどうかと言う点で違いがあります。
次節で記載する信頼につながる観点だと思っています。
■期待と信頼
本当の期待しないとはで理解していただけた方はわかるかもしれませんが、
期待と信頼はコントロールすべきものです。
信頼:すべて任せられるという気持ちをいだくこと。
期待:当てにして心待ちにすること。
つまり、精神状態としては
信頼:相手がどんな選択をしようとも、尊重して認めてあげる。
期待:自分が思うとおりに相手が動いてくれることを望む
と言う状態です。
本当の期待しないができている人は信頼というのが相手を受け入れ、認めることにあることを両立できるので、
期待しないでも信頼はするといった人間関係を保つことができます。
しかし、本当の期待しないができていない人は、自分本位です。相手のことを見下す人が、相手を受け入れて信頼する事はできません。
すなわち期待しない=信頼しないということになります。
これを公言すると相手に信頼しないからといっているようなものです。どうやって今後の人生で一緒にいたいと思えるでしょうか。
■まとめ
より良い人間関係を築く「相手に期待しない」とは、
1相手に期待しないのは相手を尊重したものである事
2期待しないが信頼するができる事
相手に期待しないと公言する人がどんな人かを理解して、こちらとしてはその人のことで思い悩むことがないようにしたいですね。